アストルティア考古学の46回目は、「創世記」の考察です。

全2回を予定しているシリーズの前編です。

なお、ストーリーのネタバレを含んでますので、
その点をご同意頂ける方だけ、続きをご覧下さい。

【アストルティア考古学シリーズ】
 ・ 短評Ver.1 冥王編 神話篇
 ・ 短評Ver.2 蒼天のソウラ 夢現篇

 ・ 配信クエ カミハルムイ メギストリス
 カンダタ1 2 ダーマ

 ・ 光と魔瘴 1 2 3  ・ 赤い月 1 2
  ・ レンダーシア大陸 1 2
 ・ 錬金術 1
 2 3  ・ 創生の渦 1 2  ・ 運命の特異点 1 2
 ・ 光の勇者 1
 2  ・ 叡智の冠 1 2  ・ 竜族と創造神 1 2 3
 ・ 進化の秘法 1
 2  ・ 時渡りの術 1 2  ・ テンスの花 1 2
 ・ 神の器 1 2  ・世界樹の花 1 2  ・神話の塔 1 2
 ・ ナドラガ教団 1 2  ・聖鳥と太陽 1 2 3  ・創生の霊核 1 New!
 








ロザリー
 4か月に1度の答え合わせの回です。

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 4か月に1度しか注目されないブログ…!









今回は、太陽イベントの時にお話しした「今後の展開予想」を、
Ver.3.1の答え合わせと一緒にお届けします。


これまでの総集編としてお楽しみ頂けたらと思います。

それでは、どうぞ。




―――


クロウズ

ロザリー
 全ての…元凶…!?

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 クロウズさんの意図が見えてきましたね。




創生の霊核―



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(引用:宇宙霊魂 - Wikipedia

女神ルティアナが世界創造に用いたとされる、
全ての始まりにして、根源たる力です。


錬金術師ゾーネスに、

 「まことの生命を作り出す究極の錬金術
 「全てを見通す神の知識

と表され、


ここまでの情報を統合すると、

 「全ての生命(ミクロコスモス)の集積体(マクロコスモス)である
 「聖鳥が回収してきた幾多の魂から新しい生命を創る

こんな感じにまとめられます。



創生の霊核

ロザリー
 「全は一にして一は全なり」の概念が当てはまるんだね。

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 なぜクロウズさんは、これを「全ての元凶」と言ったんでしょうか。



さて、クロウズの台詞の背景はいまだ不明ですが、
クロウズが主人公の兄弟と協調している点を踏まえれば、
両者は目的を同じくしていると考えられます。

となると、兄弟の動向を探れば、
クロウズの真意も何となく掴める気がしますね。


俊夫

主人公の兄弟は、血を分けた主人公に対し、
このナドラガンドで死んでしまう」運命にあると、
未来の行き先を明示しました。



だからちゃんと説明しろや俊夫ぉおお。

未来は、神のみぞ知るはずです。
エテーネ村のアバ様も、神話篇の星詠みのサテラも、
神託を人々に伝え広めているに過ぎません。

なのになぜ、主人公の兄弟が未来を知っていたのでしょうか?


マザー・リオーネ

主人公の兄弟はバルザックを超える才覚を持つ錬金術師で、
60年経っても老いない肉体になったり、
ハナちゃんに魔瘴を退ける強化改造を施したりと、
術者として至高の域に登り詰めていたと推察されます。

並ぶ者が居るとすれば、かつてのゾーネスだけでしょうが、
ゾーネスは「全てを見通す神の知識」の手がかりを得ていたそうで、
その情報をもとにナドラガンドを目指しています。


奈落の門の奥に眠る創生の霊核は、単に生命を創る「創生」の力というだけでなく、
大魔王マデサゴーラが求めていたように、
世界を丸ごと創造する「創世」の力であったはずですよね。

つまり錬金術を通じて得られる手がかりの中には、
女神が管理するこの世界のあらましが含まれていたという事です。


ビッグクランチ

全ての生命体が輪廻転生を繰り返す、と仮定した場合、
惑星や宇宙もひとつの生命体のように、
ビッグバンによって膨張し、ビッグクランチによって収縮するまで、
生と死を繰り返している(左:閉じた宇宙)と考えられます。

兄弟はナドラガンドに渡っていましたから、
ゾーネスと同様に神の知識の手がかりを得ていたと見て良いでしょう。

きっとそこには、真の生命を生み出すレシピの他にも、
幾度となく生と死を繰り返し、世界の始まりから終焉までの記録を蓄積した、
宇宙のDNAとも言うべき創世のレシピがあったと思います。


ロザリー
 全てを見通す知識を得たから、未来を知っていた、と。

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 まさに神の知識ですね…。



シンイ

(参照:【考察】34.クロウズと女神ルティアナの意志


これらを繋ぎ合わせると、クロウズさんの目的も見えてきます。


全てを見通した兄弟と協調しているのであれば、
クロウズも当然ながら、この世界のあらましを把握していたに違いありません。

それを知った上で、「全ての元凶」と断言しているのなら、
女神ルティアナが行った創世を悪とみなし、
神の管理下に置かれる世界の全てを否定している事になります。


クロウズ

クロウズは他人の因果律を操作する技を使い、
未来のちょっとした事象を変えていました。
そんな彼が、歴史の因果をも変えてしまおうと思っていたとしたら、
世界を管理下に置く神の関与を真っ先に排除するでしょう。

クロウズの目的は、神の意志からの離脱。
そして人間の自由意志の獲得です。


すなわち、女神によって7つに分かたれた世界を、
元の混沌にリセットし、作り変えようとしている
のだと思います。



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 以前の考察と繋がった…!

ロザリー
 エテーネの民は3人とも大変だわね。



―――


閉じた宇宙の中で生と死が循環される世界では、
過去・現在・未来の歴史の記録が、DNAのように刻まれ続けているそうです。


『ドラクエ10』では「創生の霊核」と呼称されるこの力。

ガンダム最新作、『鉄血のオルフェンズ』では、
集合的無意識を指す「阿頼耶識」という用語が使われていて、
作中のテーマである個と個の繋がりを表現しています。


神の知識を学ぶ学問、その名も神智学においては、
これを「アカシックレコード」と呼んでいます。



デビルサバイバー2


人間の手による創世のやり直しについては、
女神転生シリーズの『デビルサバイバー2』のストーリーの中で、
より分かりやすく説明されていますね。


ロザリー
 この考察を書く為だけに再プレイしましたよ!

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 徹底しすぎでしょ…。



メガテンシリーズはだいたいのお話が、
神様の作った世界をちょめちょめする点で類似しているのですが、

『デビサバ2』では、

 ・ アカシックレコード
 ・ 天の玉座


など、キリスト教の創世神話をモチーフにしており、
『ドラクエ10』のストーリーともよく似ています。


アーカーシャ

『デビサバ2』の設定の中で、アカシックレコードは、
世界を編集・改変できるデータベースとして、
作中のエンディング時に、天の玉座に就いた人物が使用します。

誰が就くかは分岐ルートになってるのが、
いかにもメガテンらしい所。


ポラリス

現在は、北極星ポラリスが世界の管理者であり、
天の玉座に就いてアカシックレコードを操っています。


天の玉座というのは、アトラス社が適当に作った造語ではありません。

もともとは太陽神が地上を照らす時に就く、
昼間の空を指す言葉です。


かつて太陽と金星が天の主導権争いを繰り広げた場所であり、
ヨハネ黙示録に記される最終戦争の終結後は、
再臨したキリストがこの場所に就いて、世界の改変を行う事になっています。

(参照:【考察】38.光と闇の最終戦争(後編)


世界樹の花

『ドラクエ10』の中でも、Ver.3.0の時には、
地上に堕とされた竜の神様との最終戦争と、
救世主(メシア)の登場を予測できるシーンがありましたが…。


メシアとは、解放者の事ですよね。

『デビサバ2』との設定の類似点を踏まえると、
解放者が天の玉座に就くのが最も自然な流れだと考えられます。



世界樹の花が出てきた時から薄々思ってましたが、
これまじで主人公がキリストみたく、
全ての罪を背負って死んで生き返るフラグなんじゃないでしょうか。


ロザリー
 え…まじで…。

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 お兄様の予言が当たっちゃうんですね…。



となれば、今後の展開予測も簡単です。


遺影

 故・ロザリーさん(享年17)


主人公が世界の管理者である女神ルティアナに変わって
天の玉座に就き、世界を改変させる。


アカシックレコード(創生の霊核)は、
世界の改変時に使用される。



こんな所でしょう。


どうやら兄弟とクロウズは、主人公が犠牲となるエンディングを良しとせず、
解放者ルートに分岐するのを回避しようとしてるっぽいですね。

他にも色んなルートがあるようなのですが、
これは別の機会に回しましょう。


結論: クロウズ達の目的は世界の改変にある


―――


クロウズ


さて、クロウズは「創生の霊核のありかが判明した」と、
Ver.3.2のエンディングで告げました。


お忘れかも知れませんが、わざわざクロウズに言われなくても、
創生の霊核がいったいどこにあるのか、
実際にこの目で確認しているはずですよ。

という訳で次回は、創生の霊核のありかについて、
考察していきたいと思います。(創生の霊核(2)に続く)