アストルティア考古学の56回目は、「太陽の管理者」の考察です。
全3回を予定しているシリーズの中編です。
なお、ストーリーのネタバレを含んでますので、
その点をご同意頂ける方だけ、続きをご覧下さい。
【アストルティア考古学シリーズ】
・ 短評Ver.1 冥王編 神話篇
・ 短評Ver.2 蒼天のソウラ 夢現篇
・ 配信クエ カミハルムイ メギストリス カンダタ1 2 ダーマ
・ 設定資料集 アストルティア創世記
・ 光と魔瘴 1 2 3 ・ 赤い月 1 2 ・ レンダーシア大陸 1 2
・ 錬金術 1 2 3 ・ 創生の渦 1 2 ・ 運命の特異点 1 2
・ 光の勇者 1 2 ・ 叡智の冠 1 2 ・ 竜族と創造神 1 2 3
・ 進化の秘法 1 2 ・ 時渡りの術 1 2 ・ テンスの花 1 2
・ 神の器 1 2 ・世界樹の花 1 2 ・神話の塔 1 2
・ ナドラガ教団 1 2 ・聖鳥と太陽 1 2 3 ・創生の霊核 1 2
・ 奈落と常世 1 2 ・ 邪悪なる意志 1 2 ・ 神獣 1 2
・ 創世の女神 1 2 New!
最終回直前拡大スペシャルです。
テレビドラマの予告詐欺みたいですね。
アストルティア考古学シリーズは
ラスト2回をもって最終回となります。
最後までお付き合いのほど宜しくお願い致します。
ムストの町に設置されていた女神像。
ナドラガンドでは邪神扱いされていたはずですが、
嵐の領界の人々はこれを崇拝していました。
今回はこの理由について考えていきます。
それでは、続きをどうぞ。
―――
『アストルティア創世記』の中で、
暗きを照らす光と称された、創生の霊核。
錬金術師ゾーネスが神話の塔の先に目指した
真の生命を創り出す神の知識とされる究極の力であり、
太陽の無い世界ナドラガンドにおいて、
光の根源たる創生の霊核は、まさに「太陽」を表しています。
浮遊大陸でちゃんと見つかったんだよね。
ゾーネスさんの洞察力すごい。
太陽とは何ぞや、という所からおさらいすると、
エディントン光度の解説図
(参照:【考察】50.アストルティア創世記で判明した事実)
「揺り籠」と呼ばれる星形成領域の重力の中に、
光が閉じ込められ、徐々に高温化し、
光圧力>重力(エディントン限界)となった所で、
暗黒星雲を吹き飛ばして出てくるのが、すなわち恒星(太陽)です。
光は闇から生まれるんですな。
とこしえの揺り籠とルティアナの創世神話は、
太陽系銀河が誕生するまでの様子を著したものであり、
この時、塵芥(星間塵)を寄り集め大地を成した光というのが、
創生の霊核の事だと考えられますので、
神聖秘文クエストでみんなでつぶやいたアレ、
「ナドラガンドにヒカリあれ」
つまりこれは、昼夜なきナドラガンドの世界に、
太陽の光を戻してあげましょう、
という意味に他なりません。
現在のナドラガンド大陸は、現世から切り離され、
断罪の虚空に浮かんでいます。
本ブログの中でモヤモヤ空間(仮)としていた場所が、
虚空(アカシア)という固有名詞を当てられていた事からも、
錬金術師ゾーネスが欲した神の知識、すなわちアカシックレコードは、
女神ルティアナが在居していたであろう、
天国(仮)に保管されている、と見てきました。
神墟ナドラグラムが天国(仮)に当たるんですかね。
神墟を実際に見ない事には分かりませんが。
ところが、
長らく発見されず、ムストの町で
ようやくお目見えとなった創生の霊核。
なんと、本来なら女神と共にあるはずの物を、
ナドラガ教団がこれまで保管していたというのです。
これは由々しき事態ですよ。
天の玉座に奉納されるべき世界を監督する力が、
一度は竜族の手に渡っていたのなら、
つまり神話戦争で勝利したのは、
女神ではなく、ナドラガ神だったという事になります。
種族神によるナドラガ封印は、痛み分けだったのかもね…。
女神サマが不在の理由もこれで何となく…。
クロウズが創生の霊核を「元凶」としたのは、
光の根源たる力が誤った使い方をされたからに違いありません。
これをやらかしたのが、女神様なのか竜族神なのか、
いまいちはっきりしながったのですが、
ナドラガ教団の大神殿に保管されていたのなら、
創生の霊核がどのように渡っていったのかが分かります。
竜族の神ナドラガは、女神ルティアナから創生の霊核を奪い、
自らが太陽になり替わろうとした。
他の6種族神がこれを制止し、竜族神を封印。
竜族の指導者が断罪の虚空にアクセスできる扉を発見。
ここから霊核を持ち去った、もしくは
神話戦争のどさくさに紛れて神墟から持ち出した。
扉の周辺に聖都を築き、厳重に管理した。
このようなストーリーが想像出来ますね。
主人公が解放者として教団に利用され、
このまま領界を繋げていけばバッドエンド確定ルートですので、
主人公の兄弟とクロウズの2人は、
神官長ナダイアに動きを悟られぬよう、
霊核だけでも奪っておかなければならなかったでしょう。
神の知識の扱い方を知っているのは、
錬金術師である主人公の兄弟だけでしょうから、
クロウズ、お前が捕まれよと言いたくなるんですが、
神の器が揃わないケースまで想定して
次善策を用意していたのは兄弟のファインプレーです。
これでナドラガ神の封印が解かれたとしても、
太陽神になり替わる事が出来ません。
逆転の目が残される訳です。
あとは、兄弟の身柄を取り返せば、
いよいよ揺り籠から継がれた世界の真相に到達できます。
ネタバレチキンレースにも終止符が。
今度こそ吐いてもらうぞ。
―――
さて、主人公の兄弟は、嵐の領界の人々を説得し、
竜族解放同盟・疾風の騎士団を結成しました。
常に周囲で風が吹いている人なのでしょうか。
逆風が心地よく感じられるお年頃。
神代から生きてきて今ごろ中二病に侵されるとか、
よほど辛い境遇を過ごしたに違いありません。
ただし、はっきりしている事が1つだけあります。
創生の霊核を誰よりも欲していたのは、
主人公の兄弟をおいて他には居ないという事です。
嵐の領界でナドラガ教団に対抗する組織が起こったのは、
クロウズの説明によれば、兄弟と合流して以降、
Ver.2.4のエンディングより後です。
つまり、2人が行った説得というのは、
ナドラガ教団に対する棄教であったと思われます。
ムストの町の教会の女神像は、
大昔からこの場所にあったそうなのですが、
もともとはレンダーシア大陸にしか存在しないものですから、
ナルビアの教会に設置されていたのと同じ像を、
反抗のシンボルとして掲げるべく、
主人公の兄弟が嵐の領界に持ち込んだのでしょう。
地下への暗号文も、赤と青の女神像を知っている
兄弟が考えたのだと思います。
ピサロ兄さん…女神の力に執着してたんだね。
「究極の錬金術」と称される、
創生の霊核の力を求めていた為でしょうか。
兄弟は錬金術師として時渡りを研究し、
かつての浮遊大陸・ナドラガンドに渡っています。
すなわち目的は、創生の霊核を手に入れ、
錬金術の高みに至る事にあると見られますので、
女神ルティアナのもとに霊核を返してあげようという意図は、
さらさら無いように思えるんですよね。
ここから考えると…
主人公の兄弟は、決して女神の味方をしてる訳じゃない。
ナドラガ教団に敵対するのは、創生の霊核を手に入れるのに、
竜族神と教団の存在が邪魔だから。
という、なかなか恐ろしい想像に至ります。
大魔王マデサゴーラと発想は同じなのです。
女神様を信仰してるなら、あんな吹きっ晒しの教会に
神像を放置するはずがありませんよね。
町の地下に像を安置する祭壇を作りますよ。
創生の霊核をめぐる争奪戦を、
模式化した図がこちらになります。
・ 主人公の兄弟(姉妹) … 究極の錬金術を手にしたい
・ 竜族神ナドラガ … 女神になり替わって世界を征服したい
・ 大魔王マデサゴーラ … 魔族による新しい世界を創造したい
・ 女神ルティアナ … (元の管理者)
現在、天の玉座は空位の状態です。
太陽の元の管理者であった女神ルティアナは、
神話戦争後に姿を消し、争奪戦には加わっていません。
また、創世の力を求めた大魔王マデサゴーラは、
勇者アンルシアと主人公に敗れ、
奈落の門を越える事なくリタイアしています。
残ったのは竜族神ナドラガと、
錬金術師である主人公の兄弟の2人です。
両者は神墟ナドラグラムで雌雄を決し、
どちらかが太陽の管理権限を得る流れになると思われます。
白黒ローブの集団は、創生の霊核の管理者に、
是が非でも長兄である竜族神を据えたい。
ナダイアとアンテロは、竜化の術を極めた竜族こそが、
世界を支配する力を手にするに相応しいと考えているようで、
5つの領界の解放を教義としている
青ローブのナドラガ教団と目的を異にします。
総主教オルストフが神官長の狙いを
把握していなかったかどうかは測りかねますが、
裏で霊核の力を悪用しようとしている事までは知らないはずです。
対する主人公の兄弟&クロウズチームは、
疾風の騎士団を組織して教団に対抗していますが、
クロウズが霊核の使用目的を聞かされていなかった事から、
兄弟しか把握していない意図があるようです。
究極の錬金術で何を行うつもりなのか。
この辺がおそらく、Ver.4に関わってくるのではないかと思います。
進化の秘法的なアレだよねきっと。
デスピサロのようになるんですかね…。
Ver.3のストーリーは、とどのつまり、
ナドラガ教団を隠れ蓑にする白黒ローブの集団と、
別の目的で創生の霊核を求めていた主人公の兄弟が、
太陽の管理権限をめぐって争うお話でした。
主人公は初めて、アストルティア7柱神の一角と、
直接対峙する事になります。
これまで神々とは依代を介してしか対峙出来ませんでしたが、
神墟ナドラグラムでは、依代が必要ないはずなので、
この世界の神様がそのままの姿で降臨します。
飛竜を従える力を既に発揮している主人公が、
果たして竜族の未来にどのように関わってくるのか。
エテーネの民と神様のやりとりに注目しましょう。
結論: 創生の霊核争奪戦が神代から続いている。
次回、アストルティア考古学ついに最終回!
(創世の女神(3)に続く)
全3回を予定しているシリーズの中編です。
なお、ストーリーのネタバレを含んでますので、
その点をご同意頂ける方だけ、続きをご覧下さい。
【アストルティア考古学シリーズ】
・ 短評Ver.1 冥王編 神話篇
・ 短評Ver.2 蒼天のソウラ 夢現篇
・ 配信クエ カミハルムイ メギストリス カンダタ1 2 ダーマ
・ 設定資料集 アストルティア創世記
・ 光と魔瘴 1 2 3 ・ 赤い月 1 2 ・ レンダーシア大陸 1 2
・ 錬金術 1 2 3 ・ 創生の渦 1 2 ・ 運命の特異点 1 2
・ 光の勇者 1 2 ・ 叡智の冠 1 2 ・ 竜族と創造神 1 2 3
・ 進化の秘法 1 2 ・ 時渡りの術 1 2 ・ テンスの花 1 2
・ 神の器 1 2 ・世界樹の花 1 2 ・神話の塔 1 2
・ ナドラガ教団 1 2 ・聖鳥と太陽 1 2 3 ・創生の霊核 1 2
・ 奈落と常世 1 2 ・ 邪悪なる意志 1 2 ・ 神獣 1 2
・ 創世の女神 1 2 New!
最終回直前拡大スペシャルです。
テレビドラマの予告詐欺みたいですね。
アストルティア考古学シリーズは
ラスト2回をもって最終回となります。
最後までお付き合いのほど宜しくお願い致します。
ムストの町に設置されていた女神像。
ナドラガンドでは邪神扱いされていたはずですが、
嵐の領界の人々はこれを崇拝していました。
今回はこの理由について考えていきます。
それでは、続きをどうぞ。
―――
『アストルティア創世記』の中で、
暗きを照らす光と称された、創生の霊核。
錬金術師ゾーネスが神話の塔の先に目指した
真の生命を創り出す神の知識とされる究極の力であり、
太陽の無い世界ナドラガンドにおいて、
光の根源たる創生の霊核は、まさに「太陽」を表しています。
浮遊大陸でちゃんと見つかったんだよね。
ゾーネスさんの洞察力すごい。
太陽とは何ぞや、という所からおさらいすると、
エディントン光度の解説図
(参照:【考察】50.アストルティア創世記で判明した事実)
「揺り籠」と呼ばれる星形成領域の重力の中に、
光が閉じ込められ、徐々に高温化し、
光圧力>重力(エディントン限界)となった所で、
暗黒星雲を吹き飛ばして出てくるのが、すなわち恒星(太陽)です。
光は闇から生まれるんですな。
とこしえの揺り籠とルティアナの創世神話は、
太陽系銀河が誕生するまでの様子を著したものであり、
この時、塵芥(星間塵)を寄り集め大地を成した光というのが、
創生の霊核の事だと考えられますので、
神聖秘文クエストでみんなでつぶやいたアレ、
「ナドラガンドにヒカリあれ」
つまりこれは、昼夜なきナドラガンドの世界に、
太陽の光を戻してあげましょう、
という意味に他なりません。
現在のナドラガンド大陸は、現世から切り離され、
断罪の虚空に浮かんでいます。
本ブログの中でモヤモヤ空間(仮)としていた場所が、
虚空(アカシア)という固有名詞を当てられていた事からも、
錬金術師ゾーネスが欲した神の知識、すなわちアカシックレコードは、
女神ルティアナが在居していたであろう、
天国(仮)に保管されている、と見てきました。
神墟ナドラグラムが天国(仮)に当たるんですかね。
神墟を実際に見ない事には分かりませんが。
ところが、
長らく発見されず、ムストの町で
ようやくお目見えとなった創生の霊核。
なんと、本来なら女神と共にあるはずの物を、
ナドラガ教団がこれまで保管していたというのです。
これは由々しき事態ですよ。
天の玉座に奉納されるべき世界を監督する力が、
一度は竜族の手に渡っていたのなら、
つまり神話戦争で勝利したのは、
女神ではなく、ナドラガ神だったという事になります。
種族神によるナドラガ封印は、痛み分けだったのかもね…。
女神サマが不在の理由もこれで何となく…。
クロウズが創生の霊核を「元凶」としたのは、
光の根源たる力が誤った使い方をされたからに違いありません。
これをやらかしたのが、女神様なのか竜族神なのか、
いまいちはっきりしながったのですが、
ナドラガ教団の大神殿に保管されていたのなら、
創生の霊核がどのように渡っていったのかが分かります。
竜族の神ナドラガは、女神ルティアナから創生の霊核を奪い、
自らが太陽になり替わろうとした。
他の6種族神がこれを制止し、竜族神を封印。
竜族の指導者が断罪の虚空にアクセスできる扉を発見。
ここから霊核を持ち去った、もしくは
神話戦争のどさくさに紛れて神墟から持ち出した。
扉の周辺に聖都を築き、厳重に管理した。
このようなストーリーが想像出来ますね。
主人公が解放者として教団に利用され、
このまま領界を繋げていけばバッドエンド確定ルートですので、
主人公の兄弟とクロウズの2人は、
神官長ナダイアに動きを悟られぬよう、
霊核だけでも奪っておかなければならなかったでしょう。
神の知識の扱い方を知っているのは、
錬金術師である主人公の兄弟だけでしょうから、
クロウズ、お前が捕まれよと言いたくなるんですが、
神の器が揃わないケースまで想定して
次善策を用意していたのは兄弟のファインプレーです。
これでナドラガ神の封印が解かれたとしても、
太陽神になり替わる事が出来ません。
逆転の目が残される訳です。
あとは、兄弟の身柄を取り返せば、
いよいよ揺り籠から継がれた世界の真相に到達できます。
ネタバレチキンレースにも終止符が。
今度こそ吐いてもらうぞ。
―――
さて、主人公の兄弟は、嵐の領界の人々を説得し、
竜族解放同盟・疾風の騎士団を結成しました。
常に周囲で風が吹いている人なのでしょうか。
逆風が心地よく感じられるお年頃。
神代から生きてきて今ごろ中二病に侵されるとか、
よほど辛い境遇を過ごしたに違いありません。
ただし、はっきりしている事が1つだけあります。
創生の霊核を誰よりも欲していたのは、
主人公の兄弟をおいて他には居ないという事です。
嵐の領界でナドラガ教団に対抗する組織が起こったのは、
クロウズの説明によれば、兄弟と合流して以降、
Ver.2.4のエンディングより後です。
つまり、2人が行った説得というのは、
ナドラガ教団に対する棄教であったと思われます。
ムストの町の教会の女神像は、
大昔からこの場所にあったそうなのですが、
もともとはレンダーシア大陸にしか存在しないものですから、
ナルビアの教会に設置されていたのと同じ像を、
反抗のシンボルとして掲げるべく、
主人公の兄弟が嵐の領界に持ち込んだのでしょう。
地下への暗号文も、赤と青の女神像を知っている
兄弟が考えたのだと思います。
ピサロ兄さん…女神の力に執着してたんだね。
「究極の錬金術」と称される、
創生の霊核の力を求めていた為でしょうか。
兄弟は錬金術師として時渡りを研究し、
かつての浮遊大陸・ナドラガンドに渡っています。
すなわち目的は、創生の霊核を手に入れ、
錬金術の高みに至る事にあると見られますので、
女神ルティアナのもとに霊核を返してあげようという意図は、
さらさら無いように思えるんですよね。
ここから考えると…
主人公の兄弟は、決して女神の味方をしてる訳じゃない。
竜族神と教団の存在が邪魔だから。
という、なかなか恐ろしい想像に至ります。
大魔王マデサゴーラと発想は同じなのです。
女神様を信仰してるなら、あんな吹きっ晒しの教会に
神像を放置するはずがありませんよね。
町の地下に像を安置する祭壇を作りますよ。
創生の霊核をめぐる争奪戦を、
模式化した図がこちらになります。
・ 主人公の兄弟(姉妹) … 究極の錬金術を手にしたい
・ 竜族神ナドラガ … 女神になり替わって世界を征服したい
・ 大魔王マデサゴーラ … 魔族による新しい世界を創造したい
・ 女神ルティアナ … (元の管理者)
現在、天の玉座は空位の状態です。
太陽の元の管理者であった女神ルティアナは、
神話戦争後に姿を消し、争奪戦には加わっていません。
また、創世の力を求めた大魔王マデサゴーラは、
勇者アンルシアと主人公に敗れ、
奈落の門を越える事なくリタイアしています。
残ったのは竜族神ナドラガと、
錬金術師である主人公の兄弟の2人です。
両者は神墟ナドラグラムで雌雄を決し、
どちらかが太陽の管理権限を得る流れになると思われます。
白黒ローブの集団は、創生の霊核の管理者に、
是が非でも長兄である竜族神を据えたい。
ナダイアとアンテロは、竜化の術を極めた竜族こそが、
世界を支配する力を手にするに相応しいと考えているようで、
5つの領界の解放を教義としている
青ローブのナドラガ教団と目的を異にします。
総主教オルストフが神官長の狙いを
把握していなかったかどうかは測りかねますが、
裏で霊核の力を悪用しようとしている事までは知らないはずです。
対する主人公の兄弟&クロウズチームは、
疾風の騎士団を組織して教団に対抗していますが、
クロウズが霊核の使用目的を聞かされていなかった事から、
兄弟しか把握していない意図があるようです。
究極の錬金術で何を行うつもりなのか。
この辺がおそらく、Ver.4に関わってくるのではないかと思います。
進化の秘法的なアレだよねきっと。
デスピサロのようになるんですかね…。
ナドラガ教団を隠れ蓑にする白黒ローブの集団と、
別の目的で創生の霊核を求めていた主人公の兄弟が、
太陽の管理権限をめぐって争うお話でした。
主人公は初めて、アストルティア7柱神の一角と、
直接対峙する事になります。
これまで神々とは依代を介してしか対峙出来ませんでしたが、
神墟ナドラグラムでは、依代が必要ないはずなので、
この世界の神様がそのままの姿で降臨します。
飛竜を従える力を既に発揮している主人公が、
果たして竜族の未来にどのように関わってくるのか。
エテーネの民と神様のやりとりに注目しましょう。
結論: 創生の霊核争奪戦が神代から続いている。
次回、アストルティア考古学ついに最終回!
(創世の女神(3)に続く)
創生の霊核をめぐる争奪戦の行方。
— ロザリー@DQ10考古学者 (@DeathPisaro) 2017年7月1日
【考察】56.ナドラガンドに光あれ(中編)【ネタバレ注意】 https://t.co/5vYYSmmPMG #ドラクエブログ pic.twitter.com/2iDs2Shar6
コメント
コメント一覧 (17)
【管理者より】
コメント有難うございます。
ご指摘の件、台詞は全て記録しているのでこちらでも把握しております。
クロウズが神官さんに教えてくれたらしいですね。
以前の考察通り、主人公の兄弟は大昔から嵐の領界に居ると考えられる為、
組織が起こったのがクロウズと合流した後、
ナドラガ教団はエジャルナと一緒に出来た新興宗教でしょうから、
女神像が設置されたのがそれより以前だと見ています。
ここらへんの説明部分を直しておきますね。
また疑問がありましたらご指摘宜しくお願いします。
5日のアプデで、ラストどうなるのかな
ちゃんとした結末になってることを期待します。
ありがとうです
最終回に向かって
気合いの入った考察の『ガチ』ロザリーさんですね
今回の兄弟への考察も改めて楽しく拝見させてもらいました!
これだけ感心させられるブログが後一回だと思うと
ワガママかもしれませんが やはり淋しい思いも出てきます
それでも!!みんなロザリーさんの行動を応援してるはず
最終回もファイト!!!
兄弟のことで気になったことがあります。
彼(彼女)はどうやってこちらの世界に来たのでしょうか。
船上パーティのときはアンテロより先回りしていたようですので
アンテロが出た時に同時にこっそりついていって出たのでしょうか。
常世の試練を突破したのはアンテロ一人のようなので同時以外だと説明がつきません。
さらに言えば試練を超えていなければ帰る時も飛ぶ場所がバラバラのはず。
あのキューブには常世の門と奈落の門を行き来するのと同じ力があるとしたら
もはや兄弟は神の領域に至っているのでは・・・。
浮遊大陸のあった時代まで時間を逆行する施設とそこまでの梯子として魔塔を
作らせたゾーネスこそ、追手から身を守るために名前を変えた兄弟で、創世の霊核に至った時間すら操った罪深き人間だからこそナドラガ神は怒り、すべての知識を得た兄弟はこれまでの自分たちに起こった不幸のすべての始まりである
闇の根源を討ち果たしあのとき3人が離れ離れになった時まで
リセットのようなものを目的としているのではと思いました。
わたしもやはり兄弟は女神の為ではなく自分の為に動いているような気がします
そして、シナリオの成田への批評をして欲しかった。ぶっちゃけこんなに分かりづらい専門家にしか分からないような裏設定ばっかりのストーリーで誰が楽しめたのかと。プレイヤーが何をしてるのかさっぱり分からないままストーリーを進めるだけの作業になってたので、今日のアプデでそれら全てが回収されて納得のいくものになってなかったら成田を引きずり下ろさなきゃいけないわな。
女神復活(?)を狙っているならわかりますけど。
神代に戻そうとする意思(兄弟姉妹側)と神の手から離そうとする意思(主人公側)のせめぎ合い的な感じで。
ほとんどの伏線は王道で帰ってきましたw
兄弟も不遇なだけでそんなすごい存在でもなかったw
最終的に言えることは「神ってルティアナだけなんじゃないの」と思いました・・・w
ロザリーさんの考古学が、これまでもこれからも、すごく読みたい!
とても面白く、中味も重厚。。
終わるの、、、無理無理無理!
バージョン4のドラクエ10が、きっと新生ドラクエ10として生まれ変わるんですよね?
新しく考古学が始まるんですよね?
もしかして、、もう、ロザリーさんはドラクエ10のバージョン4はやらない・・? このブログが最終回とか、もっとも終わってほしくないブログです。
関係は無いのでしょうか。
艦これ夏イベントが終わったらストーリーだけ回収するでござるよ
最終回なんてイヤでごでる・・・
ロザリーさんニブル^^
壮大に空振りしちゃってますが、
まさかナドラガの心臓だとはね。
【管理者より】
コメント有難うございます。
このブログは記号論的解釈を用いますので、
額面通りに受け取る事はしないです。
このブログで触れる事はありませんが、
竜の心臓はちゃんと別の意味がありまして、
生命創造だとかに関係してます。
蒼天のソウラで溶岩龍ブライドンが輪廻転生を繰り返しているのも
ノルド神話的には心臓が別の所で動いてるから。
竜の心臓と聞いて神話を連想しない人を相手にするのも疲れますよね。
ブログやめたくなるお気持ちも分かります。
【管理者より】
コメント有難うございます。
詳しすぎて説明する必要が無かったw
女神サマが授かった万物創生の力の元の持ち主である
古き世界の神というのが、最後に出た人が言っていた「竜神」なのかも、
とコメントを拝見して思いました。
やはりこれ思い出しましたか
ちょっと驚きの展開になってるのでご報告を。